Harvey Mason氏に会いました

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先日、ブルーノート東京で稀代の名ドラマーHarvey Masonさんのライブがありました。

今から29年前、私がまだ高校生だった頃たまたまテレビでHarveyさんのプレイを観ました。

当時アメリカで「東のSteve Gadd、西のHarvey Mason」と言われるくらいの名ドラマーであった彼が、日本のカシオペアというバンドと共演した時の映像でしたが、そのときの彼の演奏のパワフルさと美しい音色に、私は心を奪われてしまいました。

翌年、リーリトナーバンドのメンバーとして来日した際、レコーディングやコンサートに立ち会った人たちからHarveyさんの逸話を聞くにつれ、私の中では「スーパードラマー=Harveyさん」という図式が出来上がっていきました。

ツアー終了後、私は幸運なことにHarveyさんが使用したドラムセットを叩く機会がありましたが、やはり彼のような音はしませんでした。

そして、それからずっと私の中で特別な存在だったHarveyさんのライブを初めて観ることができました。

何とも言葉に表せないくらい、すごい演奏でした。
本当になんて書いたらいいか分からないくらい素晴らしかった。

ステージ終了後、幸運なことにHarveyさんとお会いすることが出来ました。

私はすごく気になっていたことがありまして、長年グレッチというドラムを使用していたHarveyさんが、5年前日本のTAMAというメーカーのドラムにスイッチしました。ところが最近TAMAとの契約が終了したとのこと。今はどこのメーカーと契約しているのか私は知りたかったのです。

そのことをHarveyさんに訊ねると、ちょっと困った顔で「契約上の問題さ。でもTAMAのドラムは大好きさ」と答えてくれました。
そして私が「以前はRogersやpremierのセットを使っていましたよね」と訊くと彼は大笑いしながら「がははは!そんなの大昔の話じゃないか。よく覚えてるなぁ」というので、「私は昔からあなたのファンなのですよ。29年前に日本の番組であなたのプレイを観て以来」と言うと彼が「おお、そうか。Azuma、本当にありがとう」と握手してくれました。

私は、29年間以来ずっと憧れていたHarveyさんと、こんなにあっさりと会えるとは思っていなかったので拍子抜けしましたが、長い間想い続けていればこういうこともあるもんだと改めて想いました。それと、今回私がブルーノート東京に足を向けていなければHarveyさんとは会えなかった訳で、アクションを起こすことの大切さも改めて感じた次第でした。

 

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このページは、Azuma Hottaが2010年7月12日 09:34に書いたブログ記事です。

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