痛い同窓会

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中学校の同窓会に行ってきました。
卒業してから30年。学年で初めての同窓会です。
私は中学校時代、少なくともいい生徒とは言えませんでした。
先生や仲間に随分と迷惑をかけてきました。だから正直行きづらい気持ちと、昔の仲間に会いたい気持ちが複雑に交錯していました。

中学校時代の仲良しグループの仲間とももう10年以上会っていませんでした。
何をやっても中途半端だった私は、転職を期に意図的に彼らと連絡を絶ちました。
自分の仕事を成功させて、きちんとした姿で彼らにもう一度会いたいという決意からでした。

いろいろな思いを胸に秘めつつ、私は会場に着きました。
不安げに恐る恐る扉を開いた私を、久しぶりに会った仲間たちは温かく迎えてくれました。
しかしそんな中、私の目に入ったのは、一番仲が良かった親友の変わり果てた姿でした。
彼はむくんだ顔で、ろれつも回らずに怒った口調で私に「お前何年もどこに逃げてたんだよ!」と言いました。

どうも様子がおかしい。脳梗塞か何かの病気なのかしら。私は状況が理解できずただ困惑するだけでした。
席を離れ別の友人に訊ねると

「あいつ、アル中なんだよ」
「えっ!?」

私はショックで絶句してしまいました。
彼は酒をあまり飲まない人だったのですが、どうもいろいろあったようです。

彼は大学時代、藤沢のアパートで一人暮らしをしていました。
当時毎週末、酒を飲んだ私と友人が彼のアパートに転がり込むというのが定例行事になっていました。
その頃を今から思えば、僕らは本当に兄弟のようでした。

彼は私が音信不通になった後も、いつまでも年賀状をくれました。
「早く帰ってこいよ」いつもそう書いてありました。しかし私は一度も返事を書くことはありませんでした。

彼が本当に辛かった時、私は彼に何もしてあげられませんでした。
本当に優しい男でしたから、心の中にいろいろと溜め込んでしまったのでしょう。
彼は私にいろいろと話したかったんじゃないかな、そう思うと私は自分がとても情けなく腹立たしく思えてきました。

3次会まで行った後、私は幼稚園時代のからの同級生2人と、昔歩いた通学路を通って帰りました。一人はプロで音楽活動をしていて、私もライブを見に行ったこともあったのですが、今は専業主婦になってしまいました。もう一人は堅実な性格そのままに相変わらず同じ会社に勤めていました。

「あれから30年、私は何をやっていたのだろうか」月日の重みをしみじみと感じた夜でした。

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このページは、Azuma Hottaが2010年1月14日 15:32に書いたブログ記事です。

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